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2021年05月31日
ゴルフをやめたい!と思った方へ。上手な付き合いとスコア上達の秘訣
ゴルフは、18ホールを回る中で成功や失敗、チャンスや逆境など、さまざまな感情を味わうことができるスポーツ。まるで人生の酸いも甘いもを詰め込んだかのよう。だから、誰にでも一度は「ゴルフをやめたい」と思う瞬間が訪れるんですよね。
また、会社の上司や取引先、知人のすすめで始めたものの人付き合いがめんどうになり、ゴルフから足が遠のく場合も少なくありません。特に話し下手や人見知りの人はゴルフ場で、相手に対してどう振る舞えばいいのか悪戦苦闘するんですよね。
この記事は、
といった方に向けて「明日もゴルフクラブを握ろう!」と気持ちが前向きになる解決策を提案したいと思います。
ゴルフほど練習量と実力が比例しないスポーツはないでしょう。誰もが一度は「ゴルフをやめたい」と思うものです。
限られた予算の中で練習場に何度も通い、納得するまで練習をした。自信を持ってコースに出たのにティーショットは右へ左へ曲がり放題、アプローチはダフってばかり。ベストスコアはほど遠い。「自分は、お金と時間を使って一生懸命やっていたことはなんだったのか」と心がポキっと折れてしまいます。
でも、「上手くならないからやめたい」。そう思えるのはゴルフが本当に好きな証拠です。ゴルフに対して真剣に取り組んでいるからこそ悔しい、むなしい、ふがいないなどの気持ちが湧き上がってくるのだと、私は思います。
そして、ゴルフに対してマイナスの感情を抱くのは、心のどこかで「自分ならできるはず」と思っているからではないでしょうか?
最初から「どうせ無理だよ・・・」「自分にはできるはずない」と諦めているなら上達しないことに腹を立てることはありません。つまり、上手くならないからやめたいと思っているときこそ、あなたにはまだまだ伸びしろがあることを忘れないでくださいね。
そうはいっても私たちはプロではありません。「今はゴルフを続けるのがシンドイな」と感じたら、ゴルフを嫌いになる前にゴルフと距離を置いてみてはいかがですか?
ゴルフが楽しくないなと感じたら別のスポーツに挑戦してみたり、読書や映画鑑賞をしてみたりすると、ゴルフの魅力に改めて気がつくかもしれません。ゴルフはいつだってやめられるし、いつだって始められます。冷静になって、気持ちが前向きになったとき、またゴルフを始めればいいんですよ。
100切りとは、18ホールを100打未満でラウンドすること。ゴルフを始めたときから100を切ることを目標にしてきた人も多いのではないでしょう?
100を切るためには正しいスイングの習得や飛距離を伸ばすことも大切ですが気持ちに余裕を持ってプレーすることが一番大切!
良いスコアで回ろうと欲を出せば出すほどティーショットは曲がり、セカンドショットはダフリ、アプローチはグリーンを越えてしまいます。気持ちが焦りすぎているんでしょうね。
肩の力を抜いてプレーすれば、あなたのゴルフは変わります。具体的には以下の3つをポイントを意識すれば、自然にリラックスしてプレーすることができます。
では、「100切り」を達成するためのポイントと実際のところゴルファーのどれくらいの割合が「100切り」を達成しているのか、一緒に解説していきますね。
2008年、ゴルフダイジェスト・オンラインが1545人のゴルファーを対象に「100切り達成者の割合」を調査。その結果、100を切れていないゴルファーは全体の約7割だとわかりました。
「100切り」がゴルファーにとって最初にぶち当たる壁であり、上級者を目指すうえでの難関と呼ばれる理由です。
【出典】「GDO インターネットゴルファー調査」よりグラフを作成
とても多くのゴルファーが100切りに苦しんではいますが100切りまでにかかった年数で最も多いのが「1年〜3年」です。これはゴルフ歴を積み重ねたからといって必ずしも100切りを達成できるわけではないことがわかりますね。
【出典】GDO「100切りは突然に #002」を参考にグラフを作成
また、100切りまでにかかったラウンド数は「11〜20回」が最も多い回答。これは初心者であってもコツをつかめば100切りは決して難しいものではないことを表しています。
【出典】GDO「100切りは突然に #002」を参考にグラフを作成
つまり、あなたにも100切りができる!ということ。決して手が届かないようなスコアではありません。ゴルフは、いつ始めても遅すぎることはありません。過去は過去。これからの練習次第でスコアはグンと良くなるでしょう。
100を切るためにはバーディーもパーも必要ありません。全ホールをボギーで回っても「100切り」できます。18ホールをどのように回れば「100切り」できるかのペースを知ることが大切。実際に18ホールのスコアを計算してみましょう。
もし、ボギーで9ホール。ダブルボギーで9ホール回ればスコアは99。目標とする100切りの達成です。トリプルボギーさえなければ十分に100切りできるペースだとわかります。
もちろん初心者にとって、すべてボギーで回ることは簡単ではありません。初心者なら120以上が平均的、110台なら上出来です!
100切りを達成するためにはバーディーを無理に狙わなくてもいい。パーでさえラッキーだと思えば無理にスコアを伸ばす必要はありません。安全に、確実にグリーンに近づくにはボギーオン狙いが ◎ 。気持ちに余裕を持ってプレーすれば結果的に良いスコアが出ます。
ボギーオン狙いを意識すれば、すべてのショットはフルスイングでなくてもいいんです。フルスイングをした結果、OBや池ポチャなどのミスショットが起こるとダブルボギー以上になる可能性が一気に高くなります。
まだまだ技術が及ばないときにフルスイングすることは普通自動車免許でレーシングカーに乗るのと同じ。猛スピード(=フルスイング)をコントロールできずに大事故(=ミスショット)を起こしてしまいます。
どの番手のクラブでも8割の力感でスイングする意識を持ちましょう。曲がりの幅が少なくなり、方向性や距離感が良くなってミスショットが減ります。結果的にグリーンに少ない打数で近づくことができます。
いきなりコースに出て8割で打つのは難しいので、打ちっぱなし練習場では5割で打つ練習を念入りに。ボギーオン狙いなら飛距離は必要ありません。
まずはミスショットの数を減らすことを意識しましょう。あなたが方向性や距離感をコントロールできる力感で打つことを心がけてくださいね。
ボギーオンペースでグリーン周りまでボールを運べたら上出来です。最後まで焦らず、気持ちに余裕を持ってプレーしましょう。
ボギーまたはダブルボギーを狙うならグリーン周りからカップインまでの打数は「3打」。1打目でグリーンに乗せて、2打目でカップに寄せて、3打目でカップインを目指します。
アプローチ(カップへ寄せるショット)に失敗すると無駄に打数を重ねてしまうので、1打でカップに寄せる必要はありません。まずはグリーンに「乗せる」意識が大切です。
グリーンに乗せることを意識したとき、アプローチの方法はボールを転がして寄せられる「ランニングアプローチ」を選択しましょう。
使用するクラブは以下の3つから最適なものを選んでくださいね。
カップを目の前に焦る気持ちはなるべく鎮めましょう。最後で気を抜くとスコアが大きく崩れるからです。グリーン周りからは3打でカップインを忘れずに!リスクよりも常に安全策を取ることが100切りには欠かせません。
ゴルフを通じて仲が深まったり、知り合いが増えることはゴルフの魅力のひとつですが、人見知りや話し下手な人にとってはコミュニケーションが苦痛に感じることが多々あります。
例えば、もともと3人で予約していたところに「今度のゴルフには会社の後輩を連れてきてもいいかな」と “知り合いの知り合い” とラウンドすることは珍しくありません。
口では「大丈夫」と言いつつも心の中では「えっ?初めての人とか緊張するんだけど・・・」と戸惑う。すると「次のゴルフ行きたくないな」とめんどうになってしまいます。
また、以前からの関係であったとしても、会社の上司や取引先とのゴルフ新宅ガッしている方もいらっしゃるかと思います。
断るに断れない状況でゴルフに行ったときは、どうすれば円滑なコミュニケーションを図ることができるのでしょうか?
プレー中は音をたてず、静かにすることがマナーですがショットを打った後は声をかけるのが一般的です。同伴ゴルファーに上手に声をかけることはお互いに気持ち良くプレーするためには欠かせません。
でも、かけ声って慣れていないと、すぐにフレーズが出てこないんですよね。気がついたら「ナイスショット!」しか言えてないときがあったりします。
まず、ラウンド中によく使われるフレーズをまとめてみました。場面に合わせて使ってみてくださいね。
項目 | 内容 | 補足 |
---|---|---|
ナイスアウト ナイスリカバリー |
林からフェアウェイまで出したとき、バンカーから良いショットを打ったとき | ナイスリカバリーは悪いショットを打った次のショットが良かったときに使う |
ナイストライ | OBや池に入るかもしれないショットや距離のあるパットに挑戦して失敗したとき | 「挑戦」を称える言葉として使う |
ナイスイン | カップにボールを入れたとき | 1パットでは決めきれず短い距離のパットが残り、それを入れたときには使わない |
次に「ナイス〇〇」以外にかけ声のレパートリーを増やしたいなら「あなたが感じたこと」を、そのままま感想にしてみてください。
状況 | かけ声 |
---|---|
強い向かい風でのショット |
・向かい風に負けない力強い打球だ! |
真っ直ぐフェアウェイに乗ったとき |
・気持ちいいくらい真っ直ぐ飛んだなぁ! |
アプローチがうまくいったとき |
・ドンピシャのアプローチ! |
パターが決まったとき |
・さずが、距離感バッチリ! |
かけ声は、同伴者が打つたびにかける必要はありません。不用意に声を発するのは相手のプレーを妨げてしまうからです。時には黙って同伴者のプレーを見届けましょう。
「なにか声をかけないと!」と焦ってしまったとき、ついつい知っている言葉が口からポンッと飛び出すことがあります。
その言葉がネガティブな言葉だったとしたら、悪気はなかったにせよ相手の気分を害してしまうかもしれません。以下は、声のかけ方や状況によって印象が変わるワードなので気をつけましょう。
用語 | 意味 |
---|---|
ダフリ | ボールの手前の地面を叩いてしまうミスショット。打ち損じているため飛距離が出ません |
トップ | インパクトのときクラブの最下部でボールの上部を打ってしまうミスショット。ボールは低く飛んでゴロのように転がります |
シャンク | ボールのインパクト時にクラブのネック部分(クラブの軸、シャフトの根本)で打ってしまうこと |
引っ掛け | ショット時にボールが狙いを定めた方向ではなく最初から左側に飛んでいってしまうこと |
テンプラ |
ボールが極端に高く上がってしまうミスショットのこと。前方ではなく下から突き上げたような弾道になるので飛距離は出ません |
ゴルフは歩くスポーツと例えられるようにボールを打っている時間よりも移動している時間のほうが長いですよね。
会話が弾めば弾むほどゴルフも楽しくなるものですが、なかなか会話のきっかけがつかめないときがあります。そんなときは勇気を振りしぼって「相手のゴルフウェア」を褒めてみましょう。
あなたも「今日」という日のためにお気に入りのゴルフウェアを着てきたはず。それを褒められるのは誰だって嬉しいに決まっています。
少し照れくさいかもしれませんが会話のきっかけとして使ってみてくださいね。相手を褒めることにハードルが高い人がいると思いますが「今日の天気」を話題にするくらい軽い気持ちで褒めると、案外スムーズに相手に伝わりますよ。
クラブは目にとまりやすいので「良いクラブですね」と褒めたくなりますよね。でも、相手によっては不快な気分にさせてしまうことがあるので注意しましょう。
なぜなら「ゴルフの腕前は実力ではなくクラブのおかげですね」「腕前はそこそこなのにクラブだけは立派ですね」と受け取られてしまう可能性があるからです。
もし、クラブのことを話題にしたいときは「教わる」気持ちを持って相手に質問するようにしましょう。多くのゴルファーは自分なりにクラブにこだわりを持っているので聞かれたらついつい話したくなるからです。
クラブを話題にするときは「褒める」ではなく「聞く」ことを意識してみてくださいね。
ゴルフは、ほかのスポーツに比べて年齢を重ねても楽しむことができます。だから、ゴルフをやりたくなったらやればいいんです。そして、やりたいようにやればいいんです。
これからの、あなたのゴルフライフが、より充実したものになるようなアドバイスが3つあります。
はじめて練習場からコースへ出たときの気持ちを思い出してみてください。緑に囲まれた美しい風景。広いコースでボールを打つ爽快感。どこまでも続くコースの開放感。夢中になって心の底からゴルフを楽しんでいたのではないでしょうか?
またゴルフを始めたくなっったときは眉間にシワを寄せてプレーするゴルフはやめましょう。1打1打に一喜一憂するよりも、ミスを笑い飛ばすくらいのゴルフが楽しいに決まっています。
実は「笑顔」って周りに伝染するんですよ。赤ちゃんが無邪気に笑っている姿を見ると、私たちも自然と笑顔になった経験はありませんか?
楽しいから笑う。笑うから楽しい。その「笑顔の循環」が、ラウンド中の雰囲気をハッピーにします。もし、スコアが悪かったとしても仲間と笑って一日中過ごした日はスコア以上にあなたの心を豊かにするはずです。初心を思い出して純粋にゴルフを楽しむことを忘れないようにしましょう。
「自分より後から始めた人にスコアを追い越された」
「自分は真っ直ぐ飛ばない。あの人のスイングが羨ましい」
「あの人が決めたパターと同じ距離を決められなかった」
自分と他人を比較すると気持ちはネガティブになります。すると、目の前の1打1打に集中できず、スコアはどんどん悪化。最後には「自分にはゴルフは向いていないんじゃ」となってしまいます。
これでは今までと同じです。自分と他人を比べてしまいそうなったら相手のことを素直に褒めましょう。すると、心の中に抱いていた「嫉妬心」「劣等感」「羨望」などがスーッと消えていきます。
相手を褒めると、自分に足りない部分を受け入れることができるから。そして、自分の足りない部分を受け入れることができたら「過去の自分」と「今の自分」と比べて成長しているところを見つけて自分自身を、もっと褒めてあげてくださいね。
他人のゴルフと比較するのではなく他人のゴルフから学ぶことを意識するとゴルフはもっと楽しくなりますよ。
ゴルフをやめたい、やめたくなった人に、ぜひ挑戦してほしいのがスクランブルゴルフ。あまり聞き慣れないかもしれませんが「チームで楽しむ」ゴルフの新しい競技方法です。
ルールはとても簡単。大会によって細かなルールはありますが基本は以下のとおり。
2名以上の同伴競技者がチーム(ペア・3人・4人)を組んでプレーすることができます。初心者から上級者まで誰でも気軽に参加できるのがスクランブルゴルフの魅力です。
また、常に全員が同じポジションで打つのでコミュニケーションが増えます。一緒に戦略を考えたり、ミスショットは励まし合い、ナイスショットにはみんでハイタッチで盛り上がる。チームプレーならではの一体感が醍醐味です。
さらに、ベストポジションのボールを選択するのでタイムロスが少なく、プレーの進行が早いことが特徴。コース・景観を楽しむ余裕や上級者にアドバイスを求める時間が生まれます。初心者から上級者まで、それぞれ課題を持ってコースに挑戦できるので、じっくりコースと向き合うことができるチャンスです。
スクランブルゴルフを通して多くのゴルファーはゴルフの楽しみを再発見することができると思います。「ゴルフをやめたい」と心が折れてしまった人もスクランブルゴルフで再起を目指してみませんか?
ゴルフを続けるにしても、やめるにしても「過去の自分」を捨てることで気持ちを新たにスタートを切ることができます。ただ、捨てるにしてはゴルフウェアは高価だし、もったいない・・・。
そんなときはゴルフウェア買取専門サイト「レオゴルフ」へ。あなたが思い入れのあるゴルフウェアを他店よりも1円でも高く買い取ってもらいましょう。
今まで着ていたゴルフウェアを売って新しいゴルフウェアを買うのも良し、売ったお金で新しい趣味を始めるのも良し。
もしかしたら新しいゴルフウェアを手にしたことで、もう一度ゴルフをやりたい気持ちが芽生えてくるかもしれません。あるいは、ゴルフウェアを手放したことで「本当にゴルフはやめる!」と気持ちに踏ん切りがつくかもしれませんね。
もし、あなたが持っているゴルフウェアがいくらで売れるのか知りたいのならLINEで写真を送付すれば買取相場がわかる「LINE無料査定」サービスがあります。
「この金額なら売ってもいいかな」と納得してから売りたい人は、ぜひ活用してみてくださいね。