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2023年02月8日
〈レディースゴルフウェア〉20代の洒落感を上げる春夏秋冬コーディネート
これまでゴルフといえば「お父さん世代のスポーツ」でした。
しかし、憧れのモデルさんがかわいいゴルフウェアでプレーしている姿。それに憧れてゴルフを始めた人も多いのではないでしょうか?
とはいえ、ゴルフにはユニフォームがなく、自由度が高いからこそコーディネートにも悩みます。
この記事は、ゴルフファッションが難しいと感じている20代に向けて「簡単に」「マネできる」をテーマにコーディネートの方法を紹介します。
ゴルフの服装には一定のルールがあるものの、決まったユニフォームがありません。
ほかのスポーツとは違って自由に組み合わせられるからこそ、なにを選んだらいいのかわからないという声も聞こえてきます。
でも、安心してください。
私たちがTPOに合わせて服装を変えているようにゴルフでも「いつ、どこで、誰と」を意識すればコーディネートは難しくありません。
まずは、基本のドレスコードについておさらいしておきましょう。
ゴルフウェアの基本のドレスコード |
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トップス |
襟付きのシャツが基本です。「肩出し」は女性らしく、涼しげなスタイルですがTPOによっては隠したほうが上品に見えます。 |
ボトムス |
パンツスタイルが基本です。スカートの際は、丈がひざ上5cmよりも短くならないように注意しましょう。 |
靴下 |
スカート、ハーフパンツ着用時はハイソックスまたはくるぶしが隠れる長さの靴下にしましょう。 |
靴 | ゴルフシューズには「ソフトスパイク」と「スパイクレス」の2種類があります。芝を痛める可能性があるため「スパイクレス」に限定しているゴルフ場もあります。 |
帽子 |
安全のため帽子・バイザーなどを着用するのが基本です。ただし、帽子に決められたルールはありません。ハットやハンチング、バケットハットなど服装のテイストに合わせて、自分の個性を際立たせるアイテムとして取り入れましょう。 |
名門コースとは、由緒ある会員制のゴルフ場であったり、著名なコース設計家がデザインしていたりするコースです。
格式の高いコースのクラブハウスでは「会社の偉い人に会う日」のように、畏まった服装が好まれます。いわゆる「ビジカジ」や「オフィスカジュアル」といった服装です。
ラウンド中の服装の着こなしに迷ったら、ネイビーがおすすめ。ネイビーには「知的・誠実・さわやか」といったイメージがあり、ビジネスシーンで重宝される色だからです。
また、名門コースでは派手すぎる色、ミニボトムスによる露出は避けるのが無難です。コースが決まれば、事前にホームページでゴルフ場のドレスコードを確認しておきましょう。
ドレスコードやマナーをあらかじめ知っていれば臆することなく安心できます。
沖縄などビーチサイドのリゾートゴルフでは、非日常を楽しめるよう色 × 色のコーディネートに挑戦してみてはいかがですか?
「ニュアンスカラー」「ダスティカラー」「スモーキーカラー」と呼ばれる色を取り入れれば、色 × 色でも大人っぽく洗練されたコーディネートを演出できます。
マリンスタイルを意識した清涼感溢れるブルー×ホワイトの配色がおすすめです。
一方で高原ゴルフであればナチュラルなアースカラーを基調にしたコーディネートがおすすめです。
アースカラーは土や砂といった大地をイメージさせるベージュやブラウン、木や草といった植物をイメージさせるグリーンやカーキといった色です。
アースカラーを取り入れると優しい雰囲気をまとうことができるだけではなく、自然と調和したリラックス感も生まれますよ。
自分に合うウェアを見つけるのもゴルフが楽しい理由のひとつ!
とはいえ、ゴルフウェアは派手な柄や色を使っていて「普段の自分とは別人」と感じることがあります。
ゴルフウェアのおしゃれな着こなしかたがわからない……。
そんなかたはセットアップのゴルフウェアがおすすめ。何も考えず、着るだけでカッコいいコーディネートが完成します。
ベーシックカラーのセットアップを1着持っていると上下おそろい、トップスのみ、ボトムスのみと3パターンの着回しができるためコスパも抜群です。
セットアップはおしゃれだけど、もう少し個性を出したい。そんなかたは「小物のちょい足し」がおすすめです。
セットアップのカチッとした雰囲気をほどよく崩して、リラックスした雰囲気をつくることができます。いわゆる「抜け感」を意識した着こなしができるようになります。
ブラックやグレー、ベージュといったキレイめのセットアップにおすすめなのがバケットハットです。
バケットハットは名前のとおりバケツをひっくり返したような見た目の帽子。普段のファッションでも定番になりつつありますが、ゴルフシーンでもトレンドです。
キャップとは違い、バケットハットにはツバが360度ぐるりとついています。顔だけではなく襟足や耳といったところまで日差しをカット。実用面でも優れています。
ドレスコードではトップスの裾はボトムスの中に入れるのが基本。そのためベルトは嫌でも目に入るところです。
【ほかの小物と合わせて一体感を出す】
ベルトの色はシューズの色と合わせるのが一般的。小物の色を統一するとコーディネートに一体感が生まれるからです。自分の持っているゴルフシューズに合わせてベルトの色を揃えておくといいですね。
【アクセントカラーにする】
コーディネートにアクセントをつけるならベルトがもっとも取り入れやすい小物です。とくにセットアップはワントーンになりがち。そこでアクセントとなる色をベルトで加えると垢抜けた印象になります。
ゴルフ用の手袋は、
などの目的があります。
スコアを左右するため、ファッション性よりも機能性が求められるアイテム。しかし、手元もファッションの一部。むしろスイングのときだから視線が集まる部位です。
ゴルフ用の手袋は無難な白を選びがちですが、発色のいいカラーを選べば個性を発揮できること間違いなし。
ゴルフウェアと普段着では、どこに差があるのでしょうか?
プレーを妨げないよう動きやすさにこだわっていたり、屋外での長時間のプレーに適した素材を使っていたりといった機能性です。
ファストファッションや格安ブランドから発売されているポロシャツやスラックスなどをゴルフウェアとして代用することもできますが、やはり機能性ではゴルフウェアブランドには敵いません。
ゴルフウェアとして使用するのに必要な機能ですので、ゴルフウェア選びの参考にしてみてくださいね。
ゴルフウェア選びで重視したい機能性 |
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吸汗速乾 |
汗をすばやく吸収し、すぐに乾く機能です。夏は汗によるベタつきを防ぎ、冬は汗による冷えを防ぎます |
撥水性 |
生地の表面に水をはじく加工を施しています。小雨程度なら気にせずプレーできますし、汚れがつきにくくなる効果も期待できます |
透湿性 |
衣服内で水蒸気となった汗を放出して蒸れにくくする機能です。撥水性や防水性の高いウェアの場合、熱がこもりやすくなるため透湿性にも注目してウェアを選びましょう |
ストレッチ性 |
縦、横の伸縮性に優れ、スイングやしゃがむなどの動作を妨げない機能です |
ゴルフ場は高原にあることが多く、春は朝晩の寒暖差が大きいのが特徴です。そのため、気温に応じてスウェットシャツやベストとのレイヤードスタイルを取り入れましょう。
春のコーディネートで気をつけたいのは「冬の雰囲気」を引きづらないことです。
といった冬らしい要素は春のコーディネートとミスマッチを起こします。
たとえば、ニットはウール(毛糸)ではなくコットン(綿)を使ったものにしたり、ピンク・オレンジ・イエローなど鮮やかできれい色を取り入れたりといった工夫で季節を先取りしましょう。
気温とコーディネートの目安は以下を参考にしてみてください。
気温 | コーディネート |
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13~15 ℃ |
長袖ポロシャツ or 長袖シャツ + ベスト |
15~20℃ | 半袖ポロシャツ + トレーナー or パーカー 半袖ポロシャツ + 薄手のアウター |
18~22℃ | 半袖ポロシャツ + ベスト |
夏のゴルフウェアのポイントは1枚でもサマになるトップスを選ぶことです。
夏はトップスとボトムスのワンツーコーデが基本。シンプルになりがちだからこそ、存在感のあるトップスを選びましょう。
ボタニカル柄やアニマル柄、ジオメトリック柄(幾何学模様)といった大胆な柄がおすすめです。とはいえ、なかなか派手な柄を取り入れるのは難しいと考えてはいませんか?
以下の2点を意識すれば決して難しくはありません。
複数の色が使われている柄なら、そのなかの1つの色を選び、ボトムスに取り入れましょう。柄物に使われている色と同系色の色を選ぶ事で、コーディネートにまとまりが生まれます
ネイビーは落ち着いて品のある印象になり、コーデをキリっと引き締めてくれる万能カラー。「ネイビー×グリーン」や「ネイビー×イエロー」といった組み合わせでメリハリの効いたスタイリングが楽しめます。
おしゃれとともに夏のコーディネートで意識したいのが「紫外線対策」と「熱中症対策」です。
夏のゴルフ場は高地にあるところでも30℃を超える真夏日になることがあります。プレー中は日差しをさえぎるものがなく、直射日光は避けられません。
そのため快適にプレーするためにはゴルフウェアの機能性にも注目しましょう。
夏に活躍する機能性 |
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通気性 |
通気性のよくないゴルフウェアは服の中が汗で蒸れて不快です。サラッとした着心地を維持するためにも通気性の高いシャツを選びましょう |
接触冷感 |
肌に触れた部分がヒンヤリと感じる素材です。接触冷感の素材だけでは熱中症対策として不十分ですが通気性、吸汗速乾と組み合わせることで快適な着心地をキープします |
紫外線カット |
ゴルフウェアだけではなく帽子やソックス、サングラスなど小物にも紫外線カットが入っているかどうか確認しましょう |
以下のような機能があれば厳しい夏の暑さの中でもプレーできますよ。
また、暑いからといって過度に肌を露出するような服装はドレスコード違反です。
など一緒にラウンドする人にも配慮したコーディネートを意識しましょう。
さらに、脱いだ服を肩からかけたり、腰に巻いたりするのもドレスコード違反ですので注意してくださいね。
暑さも和らぎはじめると、本格的なゴルフシーズンの到来です。
ツイードやコーデュロイ、ニットといった季節感のある素材を取り入れることで、コーディネートを格上げできますよ。
これらの素材はトラッドスタイルと呼ばれるファッションによく使われます。
トラッドスタイルとは、英国紳士のようにクラシカルできちんとした上品さのある、流行に左右されないファッションのこと。だから、英国発祥のゴルフとの相性も抜群なんです。
たとえば、グレンチェックやタータンチェック、アーガイルチェックといった柄はトラッドスタイルを代表する柄です。ゴルフウェア特有の派手さはなく、いつもの服の延長として着られますよ。
残暑の厳しい9月は引き続き「熱中症対策」と「紫外線対策」に注意しなければいけません。
しかし、10月に入ると「寒暖差」にも対応する必要があります。
そのため薄手のアウター、セーター、トレーナーを取り入れながら体温調節できるコーディネートを意識しましょう。
春のコーディネートと差別化するには「素材感」や「色味」に気をつけることが大切です。
季節の変わり目は夏仕様のゴルフウェアにニットベスト、ファーベストなどを羽織るだけで秋感を演出できるのでおすすめです。
気温 | コーディネート |
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18~22 ℃ | 半袖ポロシャツ + ベスト |
15~20 ℃ | 半袖ポロシャツ + セーター |
10~15 ℃ | 長袖ポロシャツ or 長袖シャツ + セーター |
黒やグレーといったダークカラーが選びがちな冬のコーディネート。「なんだかマンネリ化してきたな」と感じたら明るい色を取り入れて気分を一新してみませんか?
上下どちらかに「白」を投入するとコーディネートに軽やかさが生まれます。また、顔周りに白を配置すると顔色も明るく見えますよ。
次にグリーンは難しそうに見える色ですが、肌の色になじみやすく、年齢を問わず着られます。ネイビーと合わせると新鮮さを感じる色合わせになります。
やっぱりダークトーンが好きという人も小物で色を加えるだけでコーディネートが華やかになり、コースで一目置かれる存在に。
冬のコーディネートはちょっと思いきって色を取り入れたほうが明るく、着映えするコーディネートになるのでおすすめです。
防寒対策を意識するばかりに、インナーを何枚も重ね着してしまうと動きにくくなります。とくに肩周りが窮屈になるとスイングにも影響し、スコアも伸びません。
冬こそ機能面に優れるゴルフウェアを着用し、真冬の寒さにも負けないコーディネートを目指しましょう。
冬に活躍する機能性 |
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伸縮性 |
スイングを最低でも72回は繰り返さないといけません。暖かいだけではなく肩まわり、腰まわりなどにストレスがかからないよう伸縮性の高いゴルフウェアを選びましょう。 |
発熱・保温性 |
汗を吸って熱に変える素材は冬用インナーに欠かせません。体温を上げるだけではなく裏起毛素材、フリース素材など一度温めた体がすぐに冷えないような保温性にも注目して選びましょう。 |
防風性・透湿性 |
最近は生地と生地の間にフィルターを挟んだ防風性の高いウェアが人気。軽くて薄手なのに風を防ぐだけで体感温度が下がりにくいからです。また、外からの冷気は防ぎ、内側の蒸れを逃がす透湿性を備えていると着心地の不快が軽減します。 |
速乾性 |
日差しの出ている日なら数ホール進むうちに、うっすらと汗をかいてきます。その汗をすぐに乾かさなければ体温を奪ってしまう原因に。夏よりも重要になってくる機能のため必ず速乾性を備えたものも選びましょう。 |
基本は「インナー + 長袖シャツ」や「インナー + セーター」といった軽装でプレーするのがおすすめです。天候や気温に応じて「薄手のアウター」や「ダウン(中綿)ベスト」を組み合わせましょう。
気温 | コーディネート |
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10~15 ℃ |
インナー + 長袖ポロシャツ |
10℃前後 |
インナー + セーター + 薄手アウター |
8℃~10℃ | インナー + セーター + ダウンベスト |
「もっと気軽にもっと楽しくゴルフをしよう」がコンセプトのPEARLY GATES(以下パーリーゲイツ)。年齢、性別を問わず多くのゴルファーに愛される王道ブランドです。
機能性を重視したアスリート路線のゴルフウェアではなく、旬のデザインやカラーを取り入れたゴルフウェアを打ち出してゴルフアパレル業界へと参入。「ゴルフでおしゃれを楽しむ」を広めた先駆けのような存在です。
こんな人におすすめ |
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1枚でコーディネートが華やかになるゴルフウェアが欲しい |
【出典】ARCHIVIO 公式サイトより
「カラー×カラー」をコンセプトにゴルフシーンからタウンユースまで幅広く使えるアイテムを揃えるARCHIVIO(アルチビオ)。
これまでゴルフウェアに使われてこなかった素材や色、デザインを取り入れたアイテムはファッション感度の高い人から絶大な支持を集めています。
こんな人におすすめ |
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大胆な色使いのゴルフウェアが欲しい |
世界初のゴルフウェアブランドとして誕生したマンシングウェア。ゴルフと日常を自由に行き来できるブランドでありたいという願いが込められた「TURF & EVERYDAY」をコンセプトに掲げています。
シンプルで洗練された「スタンダードコレクション」。テーマに新鮮さと驚きのある「シーズンコレクション」。遊び心あるデザインが目を引く「エンヴォイコレクション」の3つを展開しています。
こんな人におすすめ |
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上質でベーシックなアイテムが欲しい |
「毎日をもっとスイングしよう。 ゴルフをもっと日常へ!!」をコンセプトに、 ゴルフの枠にとらわれないアイテムを展開するジャックバニー。
パーリーゲイツの兄弟分として誕生したブランドのため、トレンドを落とし込んだ遊び心のあるデザインでお洒落に敏感なゴルフ女子に支持されているブランドです。
こんな人におすすめ |
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ゴルフの枠にとらわれないアイテムが欲しい |
屋外で長く着用することを想定した機能性や耐久性、着心地を追求しているため、ほかのスポーツウェアに比べてゴルフウェアは高価です。
また、ほかのスポーツに比べて道具代、プレー代もかかります。お財布のことを考えるお気軽にゴルフウェアを買い替えられないと悩んでいるかたも多いのではないでしょうか?
実は、もっと手軽にゴルフ用品を揃えたいというニーズの高まりによって、今アウトレット品ともセール品とも違う中古ゴルフウェア(ユーズド品)に注目が集まっています。
新品ゴルフウェアならトップスだけで2万円するものもありますが、中古ゴルフウェアなら2~3着まとめ買いすることもできますよ。
手頃な価格で手に入るため、今まで着たことがなかった色や柄に挑戦したり、憧れのブランドで上下を揃えたり、コーディネートの幅が広がります。
とはいえ、中古ゴルフウェアと聞くと品質が気になりますよね。
ゴルフウェア専門サイト「レオゴルフ」では、専任のスタッフが目で見て、手で触り査定をおこないます。
実際に買取するゴルフウェアの多くが「プレーで2、3度着たもののサイズが合わずに着なくなった」や「プレゼントでもらったものの好みに合わず着なくなった」など、非常に品質のいいものばかりです。
なかには値札がついたままの未使用品のゴルフウェアが定価よりも安く手に入ることもあります。
また、レオゴルフではゴルフウェアの買取もおこなっています。
もう着ないけど捨てられないゴルフウェアがクローゼットに眠っている・・・というのはよくあることです。
そんなときは、捨てるのではなく、売ることを考えてみてはいかがでしょう。着なくなったゴルフウェアを売って、そのお金で新しいゴルフウェアを買う。
あなたも「おしゃれで買い物上手なゴルファー」を目指してみませんか?